田舎フリーランス養成講座を振り返って今の自分から過去の自分へ何を想う
こんにちは、しらボ―です。
久々にライティング案件から離れた一銭にもならない記事を書けることに幸せを噛み締めています。(ライターなら分かってくれる人もいる)
突然ですが、僕は3月千葉県で「田舎フリーランス養成講座」に参加していました。
もう3週間近くが経ち現在は高知に東京から移住しました。山奥でひたすらにライティング案件をこなして時々とんでもなく美味しいご飯を食べる。
そんな生活です。
そんなことはよくて。(久々のあまりの自由度の高い執筆に変な感覚がしますが)スーパー後発組としていなふりについて僕も改めて書くことにしました。
なぜ今なのか。なんでだろ。
3週間たった今、改めていなふりを振り返ると苦しかったなぁ、不安だったなぁということばかりを思い出します。
また最近、いなふり参加者の振り返りブログを読んでるとネガティブなことや「甘くねーぞ!」みたいな記事がよく目につくのもあるのかもしれません。
どちらにしても偉そうに語るつもりは全くなく、いいことも辛いこともあったなぁなんてことを僕なりに振り返ってみよう。そう思った今回なわけです。
んで、今回はいなふりの一日!みたいな記事はたくさんあるしそういうのいいやってことで「現在の僕の視点」から「いなふり中の自分を振り返って」自分勝手に書いていこうと思います。
では。振り返りスタート。
今の自分から過去の自分へ何を想う
よく踏み出してくれたと思う。ありがとう
まずね、自分にありがとうと伝えたい。いなふりは参加費に15万程かかるんですよ。決して22歳の一人暮らしのフリーターには安いお金じゃない。
それでも参加した。その先に何かがあることを確信してプロミス駆け込んだんだよね。その選択は間違ってないぞ。
プロミスで金借りた!なんてなぜか当時は「あー、ついにプロミスに手を出しちまった、、」
なんてクソみたいな罪悪感を持ってたことが今は笑える。
当時も今も好きな言葉があって、これはビートたけしさんの言葉なんだけど
夢を現実に出来る人は叶えようとした人だけだ
って言葉。これに行動することへの理由が全て詰まってると思ってる。
だから世間体やお金で諦めなかった2月の自分に感謝しています。
もう少し事前に準備しておくべきだったね
「いなふりは魔法なんかじゃない」
誰かの記事で目にして心に残っている言葉。
もし、これをいなふり参加前に目にしていたら何を感じただろう。今でこそその言葉を受け止め、呑み込みその通りだと思える。
けれど、これからいなふりの参加を考えているあなたの立場だったらとても不安になる一言だと思う。
でもこれは、事実。
今でこそ言えるけど恥ずかしい話、正直僕もいなふりに参加するまでは行動ができた自分に心底酔っていた。
俺は動けた!15万も借りて動く行動力がある俺すごい!なんて思ってた部分がある。確かに何もせず日々の仕事に、暮らしに愚痴り続けるよりはいい。
けれど、それは参加するまでの話。
参加してからはフリーランスとして稼ぐための膨大なインプットとお金を稼ぐため、0からスキルを身に着けるためのアウトプットの毎日が続く。
そして「自分と向き合う」というシンプルであり誰しもが無意識に避ける自分との対話を迫られる。
あなたは自分自身と本気で向き合ったことがどれだけありますか?
自分が本当にしたいこと、本当は何も持っていないこと、人には見せていない自分の嫌いなところ。
いなふりにいた間は自分と向き合いながら毎日のタスクをひたすらにこなしていく生活でした。
自分と向き合い、無力さを受け入れる。どこに向かうべきかを明確にする。そのために日々勉強し努力する。
0から1を生み出すってこういうことなのかなって感覚でした。
それがいなふりは魔法なんかじゃないの由縁です。
いるだけで何かが変わるなんてことを期待しているのならそれは捨てた方が良い。
周りと比べることはするなと何度も言ってきたのに
なんで人って周りと比べるんだろう。
比べないという人は何かを乗り越えたか、自分の中の基準を大切に強く持てている人だと思います。
僕は負けづ嫌いで他人と比べることで自分を奮い立たせるタイプでした。けどそれって正直今はめっちゃ無駄なことだったと思います。
もっと言えば人と比べてしまっている内はものすごく疲れるし、人には優しくなれないし、最悪途中で諦めるんだと思います。
なぜか。それは、比べるべきは周りの「人」ではなく自分の「内にある目標」だからです。
人と比べるということは自分の人生を歩けていないことと同じです。
本来あるべき姿は、自分の中の理想を追求して立ちはだかる壁を乗り越えていく姿です。
人と比べて他人に後ろ指を指しているあなたではねーんだ。
と、僕は当時の自分に伝えたい。
どうしても目先の数字やスピードばかりが気になってフリーランスとして生活するためのスキルを身につけることが目標だったのに
目の前の人よりも早く書き上げる!いなふり中に1円でも多く稼ぐ!などとだんだん目標がそれいってしまった時がありました。
これは典型的なダメパターン。
自分は自分!と目指すべき理想をしっかり持つべきでした。
自分の成長は周りのおかげだってことはちゃんとわかってたね
とはいえ、今改めて振り返ることがこうしてできているのはなぜか。きっと少しは成長したんでしょう。
そして、成長ができた理由はしっかりいなふり中の過去の僕もわかってたようです。
僕が今こうして高知で田舎暮らしが出来ているのも、ライターとして仕事ができているのもいなふりでのたくさんの人の支えや刺激があったからです。
いなふりの同期の皆は確かに楽しくすごしていたし、SNSだけみたら楽しそうな写真で「うぇーい」な感じに見えるかもしれないけど
当事者たちはお互いに頑張っている姿や葛藤にもがいている姿を近くで見てきてる。
だからこそお互いに助け合えたし、話も真剣に聞いた。
同期の一人がいなふり中に書いた記事のなかで好きな言葉がある。
いなふりの皆は絶対に笑わないと思った。
この言葉だけをみても「?」になるだろう。これは自分の過去に向き合うことが辛かった子が人前で泣きながら記事を書いた時のことを振り返ったときのことを書いた記事中の言葉。
僕はこの時、彼女が記事を泣きながら書いている姿をたまたま見ていた。とても素敵だと思った。誰がこれを笑うんだ。
仲間が真剣に向き合い、悩んで、苦しんでいたら皆が助けてくれる。みんながみんなと同じ気持ちだからだ。必死に0を1にしようともがいてるからだ。
この時の皆の支えがあって僕は今この記事を書けているんだと思う。
あとは行動するしかないよ
正直最後はこれに尽きる。
やる奴はやるし、やらないやつはいつまでもやらない
余りにも有名な言葉だけれど、その通りだと思う。自分がやれなくなったらそれでおしまい。
高知へ移住して約2週間。ひたすらにライティングをする毎日が続いている。
正直きついなぁと感じる日々の方が多い。
毎日毎日パソコンに向き合って多い日は一日14時間以上ひたすらに向き合う。
なかなか手が進まない日もある。今日はもうおしまい!と投げ出すことは簡単だ。誰にも怒られないし、誰も見ていない。
けれど、それはお金を稼げていないということだからそのまま自分の生活に跳ね返ってくるし現時点でお金に余裕はない。
もし風邪や怪我をして寝込んでも会社のような有給はない。
稼ぎたいだけなら東京の赤坂あたりでバイトすれば時給1,200円は固い。
それでも、フリーランスでの生活で実現したいことがあるからここにいる。
手段と目的が変わってしまわないように
僕は決してライターとして生きていきたい訳じゃない。
田舎でただ暮らせればいいわけじゃない。
今はない生活を、夢を、0から1にするための手段として田舎フリーランス養成講座に参加した。
それを今もこれからも忘れてはいけないんだと思った。
だからこのタイミングで改めて振り返ることにしたんだ。
また、不安になってめげそうになったときはこの記事を自分で見返そうと思う。
今日も一日頑張った。うん。